2009年サンゴの産卵の考察

春のBIGイベントサンゴの産卵が終わりましたが今回3日ほど予想がずれたので
理由を考察していきたいと思います(私的メモになっちゃいますね)。

まずは予想した5/8~9にサンゴの産卵をしなかったので要因は?

  1. 水温が24℃例年より1℃ほど低い状況
  2. 潮が引き始める時間でも満ち潮の流れだった
  3. ちょっと肌寒い気温だった(関係あるのか?)
  4. 風は東の風(関係があるのか?)

産卵した5/12~5/13にサンゴが産卵した要因は?

  1. 水温が24.5℃
  2. 潮が引き潮の流れになっていた
  3. 湿度が高い蒸し暑い気温
  4. 風は無風に近い状況

この中で重要になってくるのが水温と潮の流れなのかな?
 


その他に状況が違ったことがいくつか

  1. 産卵した日には夜光虫が非常に多かった印象が
  2. オニヒトデを見かけなかった(外した日にはいました)
  3. 産卵した日は小さい虫も非常に多かったエビも

ここで重要になってくるのがサンゴの産卵の1か月程前にフェロモンを出すのですが
これは水温23℃でも(4月は23℃でした)フェロモンは出すという事ですね。

で産卵した日が最低の水温とすると24.5℃付近が産卵するラインになるので1か月前には
大体の産卵状況がわかるのか?

水温の上がり具合はその年にならないと解らないので(天候や雨などでも変わってくるだろうし)
水温が高い状況だと確実に大潮入る前の日からサンゴの産卵をにするのではないか?

また今年のように水温が低い状況だと数日もしくは1か月程遅れる事になるのかな?
面白いのが満月の大潮の日と言われますが

  • 5/12 中潮 満潮133cm 夜 干潮86cm 昼 干潮 28cm
  • 5/13 中潮 満潮128cm 夜 干潮90cm 昼 干潮 37cm

潮位の差が夜で考えるなら40cm~50cm 昼の干潮で考えるなら1m~90cm位
これくらいの差でもサンゴは卵を産むんですね、この潮汐の関係はは今年から見て行くので
データを集めてみたいですね。

しかし結局謎が深まるばかりになってしまったような気がしますね

またサンゴによって潮が引き始めてからするのと、満潮30分ほど前から産卵するタイプ
がいるようですね、これは今年の収穫です。

去年までは一連の流れとして見ていましたが今年は時間と種類を分けて観察してみたので
多分確実でしょう(毎年同じ流れだし)。

という事でこれで少しでもサンゴの産卵の精度が上がればいいなぁ。
 

「2009年サンゴの産卵の考察」への2件のフィードバック

    1. 今年はうるう年じゃないんですけどね・・・・3月が天気悪かったからですかね??
      昨日は米原でサンゴがフェロモン出してましたよ!

      お陰でだいぶ透明度が悪かったですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください