オニヒトデという生き物について。

オニヒトデ、2年前は1年間に数匹確認する程度でしたが・・・・

いまでは普通に見れる生き物になりましたね!

今日は午前中に時間が空いたので駆除しに行ってきました、別に僕はオニヒトデ駆除が
賞賛される行為であるとは思わないし、絶対的に善だとも思っていません。

オニヒトデに命があるのも承知していますし、この生き物が必要な事も解っています

ただいつもポイントで使っている所、今までスタッフと力を合わせてポイント開発した所を
守りたいだけです(ただのエゴと言われればそれまでですが)。

オニヒトデの現状を冷静に把握するためにあえてここで書いてみます。

人員 2名 2DIVE 駆除個体数 300匹強 潜水時間 120分くらい

ざっと計算すると一人150匹以上駆除した事になります

1分間に2.5匹駆除これがどういうことか皆さんわかりますでしょうか?

年間10個体見るか見ないかの生物がこれだけの密度で発生してる事を・・・・

やはりこれだけの個体数がいると2?3日経って駆除しに行くと目に見えるほどの

スピードでサンゴを食べています。

オニヒトデの食痕を新しい物から古い物えと辿って行きますとあら不思議!

深い所の方が苔むしています!ということは深い所から上がってきているのかな?

その後根を上に向かって食べ尽くそうとしていきます!
(何故なら上はまだサンゴが元気、横の根もまだ元気)

と言う事は今食べ尽くそうとしている根を食べ終えたら隣りの根へ移動して・・・・・・・

考えるだけでおぞましいですね、更に今日は興味深い事を発見!

そろそろ産卵時期なのですが水深が浅い所にいる個体ほど卵が成熟しているちょっと茶色
逆に体長が大きくても深い所にいる個体は卵が白い。

更にいうなら浅い所の個体は4?10匹程度必ず固まっています・・・
そろそろ産卵なんでしょうね!

という事はサンゴを食べに来てるんじゃない?
カメのように卵を産みに来てるんじゃないのか?という素朴な疑問

ついでに栄養分を蓄える為にサンゴを食べるんじゃないのか?

更に妄想をすると深い所はサンゴが少ない(全般的に)
だから深い所にいる個体はまだ卵が成熟していないんじゃないか?

オニヒトデは一応浮遊生活をした後に着底して最初は有機物を食べるらしい(ここでは良い生き物?)
ナマコなんかと同じような食性ですね。

それからある程度大きくなって移動してきて途中でサンゴ食に変わるそうな(ここで悪者?に変身)

それから産卵という感じなのかな??

まぁ学者じゃないから本当かどうだかわからないけどね。

ただ自分の信念に従って駆除をしているという話でした。

賛否両論があるだろうな

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